設定
〔キャラクター名 リリス〕
魔界12主の12番主。
魔界南西の深い森の中にあるという「ナハト」の国を統べる存在。
もともとナハトの国は「ニュクス」が束ねていた組織の名前で12番主の立場もニュクスの立場だった。
訳あってニュクスがナハトのリーダーと12番主の立場を降りることになった際に当時No.2であったリリスがその立場を譲り受けた。
人を食ったような性格の彼女だが、以外にも仲間の安全や生活を重視した統治を行っており同族(魔人)との関りや争いは極力避けたいと思っている。
かつての争いによりナハトの住民は数を減らしてしまっているが、住民達からは不満の声もなく慕われているらしい。
「ナハト」は深い森の中の国ということもあり、他国との関りはめっぽう少ない。
世では国が滅びたという扱いにされていたり、地域によっては国の存在そのものが認めてられていないことすらあるほど。
「国」というよりは「集落」という表現の方がふさわしいかもしれない。
最低限の食料や備品はとあるルートで入手しているとのことだが、存在すらあやふやな国の長である彼女の立場は高いとは言えず12主の中では最も不遇な立場になってしまっている。
戦闘においては体術をメインに使用。
翼で空を舞い奇襲を仕掛けたり自らの体を刃物などに変形させて攻撃することも可能で隙のない攻撃はかなり強力。
得意とはしていないが高度な魔法も使用することができ、あらゆる相手と対等かそれ以上に戦うことができる。
彼女の「存在」そのものが「武器」であり、黎明の魔界を知る者の間では彼女の存在は大きく知られている。
「神」にあたる種族ではないものの、それに匹敵する力を持っている。
組織の頃の「ナハト」のリーダーである「ニュクス」とは古い関係があり、今もニュクスはナハトの国に住んでいる。
(ニュクスは隠居の立場であり、国の事は完全にリリスに任せている)
また、住民の数こそ少ないが夢魔や「死」に関する能力を持っている、特殊な能力を持っている者が多く武力こそないものの高い影響力を持っている。
彼女とナハトの国共々「反乱を起こしかねない存在」として秘かにマークされているらしい。
好き:食事、ケーキ、砂糖を多めに入れた紅茶
嫌い:人間、地上界