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研究者風のキャラクター 透過素材 表情差分

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〔キャラクター名 Dr.フジヤマ(藤山 昇)〕
元ゲーム制作会社「フシギ庵」の社長兼ゲームプログラマー。
従業員が数人しかいない小さな会社だったが何本ものゲームソフトで世界的大ヒットを達成。

ゲーム制作に夢中で家に帰ることもほとんどなかったため、妻や二人の息子たちとは疎遠に……。

やがて妻との離婚と同時にフシギ庵を仲間に任して、ゲームの販売で得た莫大な資産を元手に彼自身が一番作りたかった「イジゲンサーバー」の制作に着手。

自らを「Dr.フジヤマ」と名乗り、世界的にイジゲンサーバーの進捗を報告して世間からの注目を集めた。

しかし、イジゲンサーバーの完成間近に突然の死を遂げる。
彼一人で開発を進めていたプロジェクトを引き継げる人物もおらずDr.フジヤマとイジゲンサーバーの名前は徐々に語られることもなくなっていったのだった。


好き:ゲーム、栄養ドリンク

嫌い:時間の流れ

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大成功を達した小さなゲーム会社の社長であった彼が「地位」「仲間」そして「家族」までも捨てて作りたかったもの「イジゲンサーバー」

それは人間の精神を電子化し電脳世界にアクセスするためのシステム。
電子化した精神をゲームのキャラクターとリンクさせ自分自身がゲームの主人公となることができる。

自分がゲームの主人公になるというのは彼が少年の頃からの夢だったのだ。
全く異なる次元のようなゲームシステムとそれに対応できるプログラムとして「イジゲンサーバー」と名付けられた。

彼はイジゲンサーバーの制作発表から自身を「Dr.フジヤマ」と名乗るようになった。


イジゲンサーバーの制作に取り掛かる際に、既に愛想を尽かしていた妻から離婚を持ちかけられて離婚。
二人の息子の内、弟の方はフジヤマについてきた。


都心から離れた場所にラボを建設。
そこを自宅兼作業所としてイジゲンサーバーの制作に取り掛かる。

当時9歳だった息子「光輝(こうき)」には自室と多額の小遣いを与えて自由にさせた。



さて、イジゲンサーバーを作っていくのだが精神を電子化するというのは天才と呼ばれる彼であっても難儀を極める。

脳波や脳から発せられる電気信号を利用して何とかできないかと日々を研究に費やすフジヤマ。


開発開始から約2年後に脳波で操作を行うことができるプログラムの開発に成功。

その発明は世界的に注目を浴びるが「脳に悪影響を与える」として批判を受けることになる。

脳に悪い影響を及ぼすことはフジヤマ自身も懸念していたため、安全に精神を電子化するための改良を施すことになる。

1年後、携帯やPCなどの機械に特定のアプリを入れ、それを経由してアクセスすることで脳への影響をほぼゼロにすることに成功。

イジゲンサーバーの開発が大きく進んだため、世間からの評判も鰻登りとなる。


フジヤマは自分の体でサーバーにアクセスして実験を繰り返していた。
サーバーにAIを持つ人型のプログラムを多数作成し、仮想現実のような空間を作っていたのだ。

ゲーム内にアクセスしている間は現実の10分の1の時間しか流れない。
正確には電子空間であるサーバー内と現実では時間の流れが違うのだ。

今までの10倍の時間ゲームで遊べる、さらに肉眼で画面を見る必要もないため視力が落ちたりすることもない。

それだけではない、サーバーにアクセスした状態での記憶は現実にも引き継がれるため、ゲームだけでなく何かを学んだりするにもそのシステムは適しているのだ。

欠点があるとすれば、アクセスしている最中は現実の肉体は無防備になるということ。
フジヤマは1日にアクセスできるのはゲーム内時間で2時間、現実の肉体に衝撃が加わった場合に強制的にログアウトされるようにして、この欠点を危険性を軽減した。


イジゲンサーバーの土台が完成した頃、フジヤマはイジゲンサーバー向けのゲームソフトの制作も並行して行っていた。


仮想空間のエントランスにあたる場所は、都市部をイメージした場所になっており、ゲーム内通過でアイテムを購入できたり、食べ物を買うこともできる。
その食べ物は匂いや味を感じることもでき、ゲームをプレイせずともエントランスで過ごすだけでも楽しい。


だが、やっぱりゲームにはバリエーションが欲しい。


まずは簡単なリバーシから。
ただのリバーシではない。

個性豊かなゲーム内のキャラクターと喋りながらリバーシで対戦できるのだ。

高性能なAIを使用し、キャラクターによって性格やリバーシの戦略なども異なる表現が可能になるのだ。

戦況に応じて変わる相手の表情やセリフ、それは完全なアドリブであり唯一無二の体験ができる。

次にシューティングゲーム。
「物陰に隠れる」「撃つ」という二つの動きしかできないが、弾丸が弾かれ音や跳弾する音は実際の戦場にいるような臨場感を演出し実際に撃たれてしまうと衝撃が走ったりとリアリティを追求したゲームになっている。


そしてフジヤマ自身が一番好きなゲームの種類であるRPG。
村の宿屋から始まり悪の親玉を倒すというシンプルな内容だが、環境音や魔物の泣き声はげんじつそのもの。
モンスターを剣で斬ったときの感触。魔物に体当たりされたときの衝撃。魔物が吐いた炎の熱さ。
そのすべてを体感することができる。

フジヤマが作りたかった「自分がゲームの主人公になる」という夢が実現したのだ。



それぞれのテストプレイを終了し、フジヤマがサーバーからログアウトしようとしたその時、空間が崩れ始めた。

ログアウトもできない。

仮想空間の床や壁は剥がれていく。
テクスチャの剥がれた部分はチカチカと光っており、見るに堪えない。

少し待つと崩壊が止まった。

依然ログアウトはできない。

フジヤマは考えた。

「誰かがプログラムに攻撃を仕掛けたのではないか?」

しかし、イジゲンサーバーはネットには繋げていなかったためその線は考えにくい。
なら現実から攻撃を仕掛けられたということになるが、ラボにいるのは息子である光輝のみ。

フジヤマには攻撃してくる相手に心当たりがあった。

「真黒零(まくろ れい)」……フジヤマがまだゲーム会社の「フシギ庵」の社長を務めていた頃のライバル社であった携帯向けアプリ開発を専門とする企業「クロマクロ」の取締役である。

フジヤマがイジゲンサーバーの制作に取り組んでいるときにも「差し入れ」と称して何度かラボに顔を出すことがあった。

無論、イジゲンサーバーの開発はフジヤマ個人のみが行っているもので誰にも手伝わせる気ものぞかせる気もない。
面会を望む者が来ても基本的には門前払いだ。


とはいえ、イジゲンサーバーにアクセスしている間は自分も無防備。
自分の体に衝撃が加わらなければ強制的にログアウトさせられることもない。

アクセスしている間にシステムに攻撃を加えられたりプログラムを書き換えられたのならこの状況もうなずける。


このままログアウトできなければ、現実の自分は餓死、あるいは栄養失調で息絶えるだろう。
そうなればここまで開発を進めてきたイジゲンサーバーもパーになる。


「大好きなゲームの世界で最後を迎えることができてよかったじゃないか」

フジヤマは青ざめた。


やはりそうか、自分の作ったプログラムを書き換えたりこんな皮肉めいたメッセージを送ってくるのはアイツしかいない。
学生時代は肩を並べて一緒にゲームを作った仲だったアイツ。

「真黒零」だ。


フジヤマの息子、光輝からの連絡でラボに救急車がきた。
見つかったフジヤマはすでに息絶えており。Dr.フジヤマはイジゲンサーバーの開発に夢中になりすぎて過労死したとして報じられた。

万が一のコピー対策でフジヤマ自身しか読めないようにプログラムされたシステムだったためイジゲンサーバーのプロジェクトを引き継ぐ人物もおらず、イジゲンサーバーは完成間近にして闇に消えることとなった。



フジヤマの死から数年後、彼と彼の残したイジゲンサーバーが大きな波乱を巻き起こすことになる……。




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