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頭に音符がついた少女 透過素材 表情差分


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〔キャラクター名 鳴瀬音符(なるせ おんぷ)〕
音楽と音楽ゲームが好きな小学6年生。

肥満気味だった小学4年生の頃にダイエットの一環としてゲームセンターのダンスゲームをプレイ、元から音楽好きだったのでそれがきっかけでダンスゲーム以外の音ゲーもプレイするようになった。

約2年間でそのテクニックはメキメキ上昇。
大人でも苦戦するような難易度のゲームも軽々とクリアしてしまう。

ダンスゲームをやり込んだ甲斐あってか標準体重までダイエットもできたらしい。

最近は平均と比べて身長が低いことが悩み。


好き:音楽、音楽ゲーム、ハンバーガー
嫌い:ホラー系のもの全般

ストーリーを読む

音ゲー好きな彼女は、今日も自宅の近所のゲームセンターにいた。

今日はアーケードリズムゲーム「パムポムトン」通称「パポト」に新たな楽曲のゲームが追加された日だった。
パポトはカプセルのような筐体の中に入って、画面に表示されるアイコンに合わせて、左手で「パム」右手で「ポム」足で「トン」と書かれているボタンを叩いたり踏んだりして操作する。

パポトの筐体には既に100曲以上の音楽ゲームが収録されているが、音符はすでにすべてのゲームでフルコンボを達成していた。

やりこんだ既存の曲で遊ぶのも楽しいが、新曲が追加されるとなるとやっぱりいつも以上にワクワクするものだ。

ゲームセンターの音ゲーエリアには平日の夕方だというのに案の定行列ができている。
子供から大人まで混じった行列はゲームセンターの中でも異彩を放っている。

その行列の最後尾に並ぶ音符。

筐体の数も多く、ゲームの1プレイにかかる時間は2分ほどなので20分ほどで音符の番が回ってきた。

今回音符がプレイする曲は、今回追加された曲の中でも最高難易度とされる「輝きの誓い」というタイトルの曲である。
弦楽器とテクノ調リズムが合わさった、今回のアップデートの目玉曲だ。

難易度は「やさしい」「ふつう」「むずかしい」「マスター」から選べるが、音符が選ぶのは最高難易度の「マスター」

パポトでは曲ごとに難易度が「LEVEL」として数値化されており、以前までのバージョンの最高LEVELは「55」

そして今回遊ぶ、難易度マスターの「輝きの誓い」のLEVELは「70」

事前のPVでパーフェクトクリア不可の異次元級の難易度としてその難易度がネット上に話題になったのだ。


音符はゲームの設定を終えるとゲーム開始のボタンをタッチした。

画面では「Loading」の文字が表示されている。


左手を「パム」のボタンへ、右手を「ポム」のボタンへ。
足は肩幅に開き、「トン」のボタンをいつでも踏めるようにしておく。


ロードが終了し、ゲーム画面が表示される。

ヴァイオリンの音色の前奏が始まる。
パポトの醍醐味の一つとして、曲に合わせた映像が流れるというのがある。

キラキラした粒子が空から降ってくる映像が映し出される。

「パ」「ポ」「ト」の文字が描かれたアイコンが画面上から降ってきて、リズムに合わせて文字に合ったボタンを押していく。

序盤はそこまで難易度は高くないようだ。
パポトをやり慣れている音符にとっては物足りなく感じるほど簡単だった。


映像では星空の下を歩いている少女の後姿が映し出されている。
初めて聴く曲を楽しむ余裕すらあった。


ゲームが中盤になると、降ってくるアイコンの激しさが増してくる。

ここだけでもLEVEL「55」クラスの難易度はあるだろう。
そんなことを考えながらも現時点ではパーフェクトを維持していた。


でも公式から「パーフェクトクリア不可」とされているほどの難易度には感じない。
これはクライマックスにとんでもなく難しい操作を要求されるのだろうか…?

そんなことを考えながら曲のクライマックスを迎える。


星空の下を歩いていた少女は、キラキラ輝く星空の下から真っ黒の闇へ駆け出す。




これは難しい。

物理的に無理なほどのボタンの連打を要求される。

気付かないうちに失敗してしまったのだろうか、画面に表示されていた「Perfect!!」の表示は消えてしまう。

一番の目的であるパーフェクトは逃してしまったが、せめてハイスコアは目指したい。


もはや映像を見ている余裕は無い。
ミスを最小限にしつつボタンを押す音符。



突然「ザザザザザザザ」とノイズのようなものが聞こえたと思うと映像は真っ暗になりアイコンが画面を埋め尽くす雪崩のように降ってくる。


なるほど、これはパーフェクトクリア不可だ。


音が途切れ、ゲームが終了したのかと画面がある前を注視すると、本来表示されるはずの「プレイヤー名」「スコア」「コンボ数」などが表示されていない。

改めてみると、本来なら光で照らされているはずの手や足も見えない。


もしかして停電?
それともゲームの演出だろうか…。

いずれにせよ真っ暗闇なので操作もできない。





しばらく待っていると辺りが静かなことに気付く。

もしかして本当に停電で、ゲームセンターの皆は自分を置いて避難してしまったのだろうか…。
だんだんその状況が怖くなってきた音符。

カプセル内の壁に手を突こうとするが壁が無くなっていることに気付く。
どこまで手を伸ばしても壁には当たらない。

おかしい、パポトのカプセルは一畳を少し広くしたようなサイズしかないはずである。
体の小さい音符と言えども、少し手を伸ばせば壁に触れるはずなのである。

泣きそうになり座り込む音符の前にはいつの間にか巨大な都市が現れていた。

画面に映った映像?
違う、座っている高さで画面は見えない。


音符は立ち上がりおもむろに闇の中に現れた都市へ向けて歩き始めた。
こんなわけも分からない真っ暗闇よりも、人が住んでいるかもしれないあの場所の方が安全だろうと、そう考えたのだ。

都市に入り少し歩くと、そこは自分が知っている街とは全く違うものだった。

昼間のような空にも関わらず人は歩いておらず車も走っていない。
大きな建物がいくつも並んでいるが店員のような人影も見られない。

さらに歩くと公園のような場所に出た。
砂場とベンチしかない、いかにも都会の公園と言った感じの場所だ。
だが、その公園には今までとは決定的に違うことがあった。

人がいる。

音符がその人物の方を見ていると、相手も包み紙に包まれた何かを食べながらこちらを凝視していた。

辺りに漂う匂いに音符は心当たりがあった、好物の「ハンバーガー」だ。

音符に危険性が無いと判断したのか、その人物は手招きしている。
行く当てもなかった音符はその人物に近づいて話してみることにした。



中高生のような背丈のその人物は「ほのか」という名前らしい。
彼女もゲームで遊んでいたらいつの間にかこの都市へ来てしまっていたらしい。

都市の中にあるお金を見つければ、好きなものを食べたり飲んだりして過ごせるのでこの場所を気に入っているらしい。

とはいえ、彼女も元の世界には帰りたいと思っているので音符も一緒に行動させてもらうことにしたのだった。






ゲームセンターでゲームをプレイするために筐体のカプセルに入った少女が数時間経ってもカプセルから出てこないことを不審に思った店員がカプセルを調べると気を失った少女が見つかった。

息はあり、外傷もなかったがいくら声をかけても目を覚まさないので救急車で近くの病院へ運ばれることになった。

同日、同じようにゲームプレイ中に気を失ったまま目を覚まさない事例が数件確認されている。






また一人、現実から迷い込んでしまった。
このイジゲンサーバーへ。




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