顛落の魔女 ルフォン 透過素材 表情差分
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シリーズ アリスの冒険
〔キャラクター名 ルフォン〕
ルフォンの真の姿。
やがては世界を混乱に陥れること目論む「魔女」と呼ばれる存在。
彼女の存在を知る者からは「顛落の魔女」と呼ばれている。
普段は人間の姿で人間を観察しているが、魔女としての大きな力を使う場合はこの姿になる必要がある。
彼女が持つ強大な魔法を使えば人々を滅ぼすことは簡単にできるが、人を操る力を使い、混乱に陥れて同士討ちさせて、衰退させるのが彼女のやり方。
世界の支配よりも、徐々に世界を腐らせることが彼女の目的なのだろうか?
100年以上前までは彼女も人間であったとされている。
魔女に関する言い伝え
ある日、大きな嵐に家が巻きこまれた。
家ごと嵐によって飛ばされ、家の中にいた少女と一匹の犬が迷い込み家ごと__という不思議な王国に転落した。
家の落下により、偶然不思議な世界の住人たちを困らせていた「魔女」を倒した少女は、住人たちから称えられた。
少女は不思議な世界から、自分が元居た世界に戻る方法を探す旅に出た。
旅の途中、知恵が欲しいという___、心が欲しいという_______、勇気が欲しいという_______と出会って旅を共にすることになった。
旅の最中、少女は魔法と呼ばれる力を使えるようになっていた。
旅の目的地である緑の街へ来たが少女達の望むものを与えられることは無かった。
「西に住む魔女を殺せば望みのものを与える」
その言葉を信じて少女達は西へ向かう。
少女は旅の最中で手に入れた不思議な道具を使ったり、仲間たちと協力し、_を使って魔女を倒した。
緑の街に戻った少女達、街の主から___は知恵を、_______は心を、_______は勇気をもらった。
だが、少女は「元の世界に戻る」という目的を果たすことはできなかった。
帰る場所を無くした少女は、その世界で生きることを決めた。
仲間はそれぞれ、必要とされる場所へ行った。
少女の仲間は、共にこの世界に来た犬だけになった。
少女と犬は西の魔女がいた城に住むことにした。
城には魔法に関する書物が無数にあった。
退屈だった少女は、その書物を手当たり次第に読んでいった。
書物庫の本をすべて読み終えた頃。
気が付くと、唯一の仲間であった犬の姿は無く、頭の中にはこの世界と魔法に関する知識がこびりついていた。
書物を読んでいるうち、少女は元の世界に帰る方法が分かっていた。
だが、不気味なほどに強い好奇心に憑りつかれて、少女は他の事に気をかけることができなくなっていた。
どうやら、本を読み始めてから数年以上も経っていたらしい。
犬は愛想を尽かしてどこかに行ってしまったのだろうか?
でも、数年も経ったのなら、その間自分は飲まず食わずでどうやって生きてきたのだろうか?
混乱しながらも、城の中で犬を探していると、姿見に自分の姿が写った。
しかし、その姿は少女の姿ではなかった。
うろ覚えだが、自分がこの世界に来た時に倒した魔女や、かつて自分と仲間たちが倒した西の魔女に似た姿だということに気付いた。
2人の魔女を殺めた少女は、自分でも気付かないうちにその2人の魔女の力を自分のものにしていたのだった。
魔女の目的は「元の世界に帰ること」
目的を果たすための力と知識を持っていた魔女は、王国飛ばされてきたときに家で押しつぶして倒した東の魔女が履いていた「銀の靴」という道具を使って、元の世界に帰る。
西の魔女は、まだ見ぬこの世界を混沌に堕とす為、静かに動き始めた。