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シリーズ 妖怪の世
〔キャラクター名 鞍馬天狗(くらまてんぐ)〕
妖嶽からは離れた場所にある巨大な山「鵺塚岳」を縄張りにする天狗族の妖怪。
既に800年以上も生きており、彼の存在を知る他の妖怪からは、一般的な天狗と区別するために「大天狗」と呼ばれている。
配下には数名の天狗のみ。
たった数名で山岳を管理している。
天狗族には短気な者が多いが、大天狗は冷静沈着な性格。
山の頂で瞑想をするのが日課、心眼で山の周囲を見渡して縄張りに入った者が敵か味方なのかを瞬時に見極める。
戦闘能力は非常に高く、その翼で大空を舞い、風を操る妖術を主に使う。
並の妖怪では近づくことすらできず、手も足も出ないだろう。
彼の縄張りはかつて妖怪の世を危機に陥れた「鵺」を封印するために作られた「鵺塚」を埋め立てて造られた山。
縄張りとは言っているが、実際は鵺塚を見張るのが彼の目的。
九尾の狐により強大な封印の力を込めて作られた鵺塚、そこにさらに念を入れるため近辺の岩や土、湖の泥を積み上げて作られたのが「鵺塚岳」である。
天狗という種族が持つ機動力と鞍馬天狗の高い瞳力と戦闘力、鵺塚を管理する者として直々に大嶽丸から任命された。