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鬼
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シリーズ 妖怪の世
〔キャラクター名 鬼〕
妖怪の世各地に住んでいる鬼族。
鬼族のルーツは分かっていないが太古に類人猿が人間とは別に進化してきた姿だという言い伝えもあるらしい。異国にも鬼族に似た怪異がいるとされている。
やはり逞しい体と頭部から生えた角が特徴的。
鬼にとって角は自身の強さを表すバロメーターであり、それぞれが持つ力に合わせて角も成長するのだという。
力が伴ってないのに角だけが大きい者は、地震の強さを偽った罪として角を折られてしまう。
基本的には一定数の群れで生活しているが、群れの中でも「力を持ち過ぎた」あるいは前述のように「角を折られた」「あまりに非力である」者は自ら群れを離れてはぐれて生きるという鬼族の風習がある。
性格や生活方法は、彼らの住んでいる場所や群れの風習に左右されるので必ずしも「鬼族=狂暴」という訳ではなく、自分たちの力を他の妖怪の為や世の為に使おうとする者達も珍しくない。
実は鬼族には大きく分けて2種存在し、筋骨隆々の戦いを得意とする本項で紹介しているタイプと、住処に引きこもって食料や武器を加工することを得意としているタイプがいる。
引きこもりタイプは角が生えている以外は人間と瓜二つの姿をしており、戦闘能力もかなり低く滅多に住処から出てこない。
鍛冶に関する知識や技術が高く鬼族伝統の金棒は彼や彼女らが拵えたもの。