魔術師っぽいキャラ　ロキ　透過素材　表情差分

種族は「神」
また、神という種族の中でも非常に古くから存在している高位の存在。
ロキはかつてはただの人間であり、神殺しをおこなって力を奪うことでロキ自身が神になったという噂があるが事実かどうかは分からない。
何を司る神なのかは明らかになっていない(ロキ自身も分かっていない)が、古くには「神通力」と呼ばれた時には奇跡を、時には災いを引き起こす「魔術」の扱いに秀でている。


その活動領域は魔界だけでなく人間界から天界までに及んでおり「神出鬼没」という言葉が似合う男。
性格は非常に掴みどころがなく、平然と嘘をつく。
ロキの言うことは信じてはいけないというのが神々の中でも常識となっている…が、ロキの放つにわかには真実であると信じがたいことが事実である場合も無いわけではなく、ロキの言動により世界中が惑わされてきた。
天界については、過去に何があったのかは分からないが「出入り禁止」扱いされている。
もっとも、常識の通じないロキにはそんなことは関係ないようだが。


魔界を離れた現在は世界中のお宝を収集する、半ば「トレジャーハンター」とも呼べる活動を行っている。
また、彼自身が道具や薬を作る腕に秀でており、過去に彼が遊びで作った武器や道具が今なお魔界や天界で宝具として扱われていることも珍しくはない。



戦闘では、自身で作った奇怪なアイテムを使用したり、魔術による攻撃や「怪物に変身」「瞬間移動」など、ここでも一言で表現するのが難しいような特異な動きを見せる。
彼自身「力をぶつかり合わせるだけの戦いは面白くない」と考えており、戦闘中であって相手を挑発したり欺いたりすることが多い。
もっとも、ロキは他の者と本気で戦うつもりは無く、敵が逃げようとも追うようなことはせず、逆に追い込まれるようなことがあっても、お得意の魔術で姿を消してしまう。

しかし、前述のお宝を手に入れるためなら話が変わり、相手が人間であろうと神であろうと関係なしに全力で排除しようとする。
ロキにとって一番の邪魔は自分が好奇心を満たすことを阻害する者なのである。

余談だが、魔界に住む魔人の中には「魔獣」と呼ばれる人以外の生き物に変異する者たちがいるが、その者たちの一部はロキが自身の持つ力に感化されて変異の能力を得たとされている。


そんな神々や人間達からもよく思われていないロキだが、魔界においては過去に魔術や物作りの技術を広げて魔界の発展に大きく貢献したことから一定地位を築いており、ルシファーやウロボロスと並ぶほどに影響力のある人物である。

本来なら境界があるはずのそれぞれの世界を気分次第で自由に行き来し、法則に縛られることない彼こそ、最も「神」であることを楽しめているのかもしれない。