設定
シリーズ メリーさんの館
〔キャラクター名 メリー・ライト〕
とある人形技師によって作られた少女の姿をした人形。
人形でありながら、人と変わらないほど間接が滑らかに動き、言葉を話す。
逸話 「生きる人形」
あの館のこと、あの館で起こったことを、メリーは覚えていない。
ただ、深い暗闇の中から、自分を愛理が救い出してくれたことしか覚えていないのだ。
再び人形の姿で愛理を見守っていたメリー。
とても長い時間が経ったような気がする、ある。
愛理はメリーの前に何かを置いた。
メリーにはそれが何かがわかる。
それは「自分」である。
いつの間にか汚れてボロボロになってしまっていたメリーに、愛理は新しい体を作ってくれたのである。
「メリー」は新しい人形に宿り、次にメリーが気が付いた時、目の前の台の上には古びた人形があった。
メリーは人形を手に取る。
人形は、まるで役目を終えたかのように安らかな顔だった。
メリーは愛理の助手としておもちゃ修理の手伝いをしている。
愛理に古いおもちゃの修理方法を助言したり、荷物を運んだりと、日々忙しい。