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【怪異ネットワーク】巨大な背中の男の怪

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さくらこ

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巨大な背中の男の怪


部屋主 ハルヒコ

今日は俺が話をさせてもらうぜ

ハルヒコさん、よろしくお願いします

じゃすてぃすまん 熱血野郎 シラユキ@大福が入室しました

はやくして

よろしくな

よろしくお願いします

じゃ、始めるか

あれは半年くらい前の話だ
俺がまだ高校に入ったばかりの頃

俺は電車で高校に通っていた
今でこそ電車での通学に慣れていたが、中学生の頃は徒歩で通学していたから、やっぱりしばらくは緊張感だとか違和感を感じていた

私もはじめて一人で電車に乗る時は緊張したよ

一駅二駅くらいなら走ったほうが運動になってよさそうだがな

家から高校まで結構遠いんだよ、走るなんて無理だ

でも、今回は電車の話じゃあない

ということは学校の話?

いや、駅での話だ

俺がいつも電車に乗っている駅はそれなりに大きくてな、新幹線も止まるということもあって、平日でも休日でも人が多い駅なんだ

俺新幹線乗ったことあるよ

当たり前だが、学校への行きと帰り、俺はその駅内を通ることになる、今回話す件からはしばらく経った今はすっかり慣れている

賑やかな駅だと化け物…怪異とかいなさそうだけどな

俺も最初は駅の中は、監視カメラも多いし、警備も行き届いているところだし、全く警戒なんてしてなかった

駅にはいろいろな人がいるよな
通勤や通学のために電車に乗りに来てる人、旅行に来てる人、駅の売店に買い物のためだけに来てる人

大きい駅の中って食べ物屋さんとかお土産屋さんもいっぱいあって、ショッピングモールみたいになってるところもあるよね

そうだな、ショッピングモールほどではないが、店も多くて賑やかな駅だ

…ある日、学校からの帰り道、俺と友人Oはその駅で少し休んでいた

駅で休んだら邪魔だろ

ああ、その駅には休憩所があってな
自販機で買った飲み物を飲みながら休んでいたんだ、別に悪いことはしてないぜ

休憩するための休憩所だもんね

休憩も終わって立とうとしたとき、ソレが見えた

お?怪異か?今回は出てくるの早いな

黒いレザージャケットのようなものを身に着けた、まるで相撲取りのような体格の男の背中だ

それ、レザージャケット着た相撲取りだろ

最初は俺もそう思った
駅というのは人が集まる場所だ

体格やファッションに特徴がある人がいても別に変な事じゃない

は?じゃあ怪異じゃないじゃん、嘘つくなよ

じゃすてぃすまん、カリカリするなよ
後からソイツの正体が分かるんだろ

そういうことだ、黙って聞いてろよじゃすてぃすまん

なんで俺が悪いみたいになってるんだよ

ケンカやめよ

そうだな
話の続きをするぜ

休憩所から出た俺達は、その男の後ろを歩いていた
先に言っておくが、別に後を付けている訳じゃないぞ、俺の帰り道がそっちだったからだ

少し前の曲がり角で、男は曲がった
俺たちは駅の出口に向けて直進する

進みながら、俺は曲がり角の先を横目で見た
そこには自販機と飲み物の缶を捨てるためのゴミ箱があった

普通の光景だな、ゴミ箱なんて珍しくもないぜ

そうだ、自販機の横にゴミ箱がある場所なんて珍しくもない

が、俺は足を止めてそこを見ていた

ハルヒコお前ゴミ箱マニアかよ

そこでは例の大男がゴミ箱の蓋を外して缶を漁っていた

「見ちゃいけないやつだ」俺はそう思って目を背けて帰路についた

大男さんは空き缶回収の人なのかな

日は変わって、俺と友人Oはいつも通りその駅でいた、休憩所で駄弁った後、一息つくと同じように帰路につく

またあの大男が?

ああ、相変わらず背中を向けてやがって顔は分からない

だが、今回は前回と違う点があった

なんだよ?早く言え

いったい何が違ったの?

大男はゴミ袋を持っていた
しかも駅員と肩を並べて歩いていた

駅員といるってことは、駅の関係者ってことか?

やっぱりゴミ回収の人だったんだね

駅員は、俺たちの存在に気付くと大男を壁に向かせたように見えた

「この大男は何なんだ」俺は内心そう思いながら、壁の方を見る大男と駅員の後ろを進んで駅を出た

駅を出たときOが言った
「あのデケェやつ、なんで顔を見せないんだろ、フード被ってたし」

フードを被ってたのか、顔を見られたくないのかもな

俺も友人に対して、いま熱血野郎が言ったのと同じように返した

Oが言う
「アイツの顔、超不細工なんじゃね?今度あのフードひっぺがしてやろうかな」

そういうの良くないよ

俺も反対だった、今の時代、舐めた気持ちで人に手を出すとどんな仕返しをされるか分からないし、第一、俺はあの大男を怖いと思っていたからだ

ハルヒコビビリだな

何とでも言えよ
俺はOのその言葉はただの冗談だと思って、軽く流した

それから数日して、俺たちは電車を降り、いつもの休憩室に足を運んでいた

休憩室に着く前に、あの大男を発見した
Oが大男を指さしてニヤリとしながらこちらを見る

大男は相変わらずこちらに背を向けている
Oは静かに歩いて大男に近付いていった

「本気でやるつもりか」
俺は心の中で思った

友人を止めなかったの?

仮に大男を怒らせるような結果になっても、怒られるのはOだけだろうし、そして…俺も心の底では大男の素顔が気になっていたからだ

こら!

嫌な予感がするぜ…

Oは既に大男の背後について、フードを取る態勢に入っていた

その時はじめてわかったが、大男はクラスの中でも長身だったOが腕の関節が伸びきるほどまで手を上げないと届かないほどの高さに頭があった

Oってやつの身長が170cmと仮定しても、大男は2m以上の高さがあるってことかよ

Oの身長は180cmを超えていた、大男の身長は2mをゆうに超えていただろうな
そんな男に悪戯を仕掛けるなんて、俺には到底無理だが、そんな状況でもOはにやにやしていた

早くフード剥がせよ

その時、大男は突然立ち止まった
大男が突然止まったもんで、Oの体は大男の背中にぶつかった

あわわわ

ゆっくりと大男がこちらを振り向く…

その顔の半分はフードで隠れていたが、真っ赤で裂けているように大きな口が見えた
それを至近距離で見たOはその場で腰を抜かした

大男はOをしばらく見ると、何もせずに駅の通路を奥に姿を消した

大男がいなくなった後も、Oは座り込んでいた
そのとき、Oのズボンはぐっしょりと濡れていた

なんでズボンが濡れるんだよ

ションベン漏らすほど怖かったってことだろ

しばらくして立てるようになったOは駅のトイレに制服のズボンを体操服のズボンに履き替えに入った
そして、俺はトイレの前で待っていた

トイレのすぐそこには自販機があった、俺は待っている間に何か飲み物でも買おうとしてして近づいた

俺は飲み物を買おうとして、自販機の前に立つ

横で空き缶が潰れるような物音がして、そちらの方向に目をやる

そこにいたのは例の大男だ
だが、今回はこちらの方を向いている

さっきの仕返しに来たってのか…

「さっきは友人が迷惑をかけてすいませんでした」俺はそう言った、いや、恐怖でまともに喋れてなかったから、言えてなかったかもしれない

ソレは俺の方を見ている

俺の方を見ているって…
フードで顔が見えないんじゃないのかよ

たしかにソレはフードを被っていた、頭部には裂けたような口しか見えない

バキッ!カキッ!ギッ!

ソレは腹にある目で俺を見ていた

恐怖で声も出無くなった俺は、手に持っていた財布を差し出す
俺もよくは覚えていないが「これをやるから許してくれ」という意味で差し出したんだと思う

もったいねー

お金で許してくれるのかな

ソレは差し出した財布を見ると、腹が裂けて口のようなものが現れた

腹の口のような部分を開いたまま、口の中で舌のようなものを物欲しそうに動かしている

俺には分かった、ソレは自分の口に財布を入れてくれとねだっているんだと

化け物相手に「あ~ん」するのか…

気を損ねると何をされるか分からないからな、俺はソレの口に財布を近づけた
財布は既に舌に触れるほどにまで近づいた

その状態でしばらく硬直するがソレはまだ怪しく舌を動かしている
俺は覚悟を決めて財布を置くまで押し込んだ

ソレは下の上に餌が乗ったのを認識すると、ぐちょぐちょと音を立てながら飲み込んだ

腹の目を細めて、まるで笑顔のような表情を見せた後、ソレは背を向けて立ち去って行った

お金をくれたから許してくれたってことなのかな

多分違うだろう、俺は見たんだ
奴に財布を食わせる時、その口の中で空き缶のようなものがあった

おそらくアイツはなんでも喰うんだ
ゴミ箱を漁っているような動きも、きっとゴミを喰っていたんだ
俺が財布を差し出したから、それを餌だと思ってねだってきたんだと思う

それ以降も駅で何度か例の大男を見かけるが、特にトラブルは起こっていない

財布の件だって、俺がただ駅で財布を無くしただけなのかもし知れない
あれは…俺があの大男を恐怖するあまりに見た幻かもしれない

ここにきて「幻かもしれない」とか、舐めてんのか?

すまん、幻を見たってことにでもしないと、恐怖が治まらないんでな

正直な話、あいつに財布を食わせる瞬間「財布ごと俺も喰われるんじゃないか」ってチビりそうになってた、あれを現実だなんて信じたくないんだよ

俺の話は以上だ、聞いてくれてありがとよ

幻だったとしても怖いね
面白かったです

ハルヒコは逃げ出さずによく頑張ったと思うぜ

管理人、話し終わったらしいから部屋閉じてはやくはやく

じゃすてぃすまん、相変わらず気に障る奴だぜ

管理人さん、部屋閉じ頼みます

ハルヒコさん、貴重なお話、ありがとうございました

この部屋は閉じられました

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ハングリー

地下鉄の線路内に住んでいた球状の姿の生物。
片言だが人の言葉を喋ることができ、慣れている人物となら意志の疎通も可能。
複数の仲間がいることが確認されており「人間が自分たちを攻撃するのなら、我々も仲間を呼んで人を捕食に対象にする」という旨の発言をし、この生物の数が増えることを恐れる駅員たちに守られながら生きている。

駅員たちが、この生物に付けた名前が「ハングリー」
彼等からこの名前を名乗ることは無い。

普段は駅内の専用の空間に閉じ籠っているが腹が減るとホームや駅内にも姿を現す。
この時の姿は頭や足のようなものが生えた人のような姿をしており、人間を怖がらせないようにという彼らなりの配慮らしい。

人が食べるものだけではなく、空き缶や紙くずなどの「ゴミ」とされるものでも食べるほどに悪食で、駅員から「餌」と定義づけられている空き缶やくずかごの中の物を主食に生きている。

人や動物の類ではなく「地下鉄には不気味な生物が潜んでいる」という噂話から生まれた怪異で、人間との共存を望んでいる。
ハングリーが住む駅はゴミの量が少なくなるため、人間ににとっても都合がよい存在である。

共存を望んでいるとはいえ、人間が彼らを攻撃するようなことをすれば、彼らの気も変わってしまうかもしれない。
人が大事に隠しているものを暴くようなことはやめましょう。


さくらこ




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