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灰かぶりの少女 エラ 透過素材 表情差分

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シリーズ アリスの冒険

〔キャラクター名 エラ〕
王国「オドゥラーヌ」の街にあるとある家で、召使いのように使われている少女。
養母にあたる母と義姉にあたる二人の姉から毎日のようにいじめを受けている。

昨今、オドゥラーヌの街は「武闘会」の開催で盛り上がっているが、毎日山のような仕事をこなさないといけないエラにとっては、何の関係も話…のはずだった。



逸話 エラのお礼
王子の提案で開催されるという国外からの参加者も招いて行われるという武闘会。
オドゥラーヌの街では武闘会について「優勝者には一生遊んで暮らせるだけの賞金が与えられる」「王子に目をかけてもらえるチャンス」「積み重ねてきた力を証明するチャンス」など、年齢、職業、性別等関係なしに、皆が大会についての噂をしている。

金も名誉も王子からの好意もエラにとっては興味の無いもので、エラは毎日与えられる仕事をこなすのに精一杯だった。

家の掃除していた時に聞こえてきた話だと、エラの養母と義姉たちも武闘会に出場するとのこと。
素人が今更訓練したところで、兵士や国外からくる冒険者に刃が立つはずもないことを知りながらも、エラは養母と義姉から訓練と称した暴力を振るわれて、武闘会の当日を迎えた。

街の者は皆、出場や観戦を目的に闘技場に出向き、闘技場から離れたエラたちの家の付近は人一人いないほどに静まり返っていた。

エラの心は穏やかだった。
静かな街の雰囲気と、養母と義姉たちがいない貴重な時間を楽しんでいた。

そんなエラの前に一人の老婆が現れる。

老婆「また会ったね、お嬢ちゃん…飴ちゃん食べるかい?」

エラ「誰ですか?おばあさん」

老婆「困るねー、あたしみたいなおばばが覚えてるってのに、若いお嬢ちゃんが覚えてないなんて…」

老婆「ほら、半年くらい前に、王様が武闘会を開催するとか言ってた時に遭ったじゃないか」

エラ「そう言えば、会ったような気がします…」

老婆「思い出してくれたならいいんだよ、でもさ、お嬢ちゃんは武闘会、見に行かないのかい?」

エラ「行きません、お母さんとお姉さんたちが返ってくるまでにお迎えの準備をしておかないとだめですから」

老婆「可哀想だねー、親はこんなかわいいお嬢ちゃんを残して自分たちだけ楽しみに行ったのかい、いやー可哀想だよ」

エラ「…」

エラ「…飴…貰えますか?」

老婆「飴?飴ちゃんかい?そういえば渡してなかったね…はいよ」

ぱくっ!
エラ「…飴、初めて食べました…美味しい」

老婆「そうなのかい?飴なんてお嬢ちゃんくらいの歳の子は皆、毎日のように舐めてるよ?」

エラ「家にはあるんだけどね、勝手に食べたら怒られるの」

老婆「まったく…酷い親だよ、こんな美人で頑張り屋の子にこんなつらい目に合わせるなんてねぇ…お嬢ちゃん名前は?」

エラ「エラ…です」

老婆「エラかい…いい名前じゃないか」

老婆「エラ…エラはいい子だから、あたしの秘密を教えてあげよう」

エラ「そんなのいらない、飴をくれただけでも私は幸せ」

老婆「そう言わずに聞いてくれよ…あたしは魔女なんだ」

エラ「魔女ってなに?」

魔女「難しい質問だね…まあ、魔法が使える女だから魔女だよ」

エラ「ふーん、魔法って?」

魔女「そうだねぇ…例えば…そこのカボチャを馬車に変えたり………ホォッ!」

ボフン!

エラ「……本当にカボチャが馬車に…?」

魔女「エラ…飴なんかだけで満足かい?」

エラ「満足だけど…?」

魔女「あたしが、魔法の力にエラに貸してあげると言ったら?」

エラ「そんなことできるの?…でもそんなのいらない」

魔女「魔法の力があれば、武闘会で優勝だってできるし、憎い母親や姉たちだって簡単に消すことができるんだよ?」

エラ「いらない…」

魔女「そうかい…やっぱりエラは優しいいい子だよ」

魔女「でもね、私の知り合いの子が、今日武闘会に出る予定だったんだけど、2人組のペアじゃないと出れないらしくてねぇ」

エラ「それがどうしたの?」

魔女「エラにはそこ子とペアになって武闘会に出てほしいんだよ…ああ、戦うのはあの子だけでいいんだ、エラは相手から逃げ回ってくれてたらいいんだよ」

エラ「さっきも言ったでしょ、私はお母さんとお姉さんたちが帰ってきたときのための準備をしないといけないの?」

魔女「それなら安心しな、お母さんとお姉さんたちには私から話しておくよ」

エラ「本当なの?」

魔女「本当だよ、魔女の私が言うんだ、お母さんたちだって分かってくれるさ」

エラ「本当なの?」

魔女「それなら安心しな、お母さんとお姉さんたちには私から話しておくよ…それに、もしエラが優勝して賞金を貰ったなら、お母さんだってエラのことを褒めてくれるよ、もしかしたら姉たちなんかよりもエラを可愛がってくれるかもしれないね」

エラ「飴をくれたお礼」

魔女「んん?」

エラ「飴をくれたお礼だから、おばあさんは私に飴をくれたから、そのお礼として私はおばあさんのお手伝いをするだけ」

魔女「そうかい、あたしを手伝ってくれるのかい?やっぱりいい子だ、エラ」

魔女「じゃあ、早速闘技場に向かおうかね」

魔女「おっと、たくさんの前の人の前に出るんだ…エラ、そんなみすぼらしい格好はよくないね」

エラ「そんな、私、この服しか持ってない…」

魔女「安心しな、可愛いエラの為だ、あたしがドレスをプレゼントしてあげよう…ホイホイッと!」

ボフン!

エラ「そんな、私ドレスまで貰ってしまって…これも魔法の力なの?」

魔女「そうさ、魔法ってのは使いこなせばなんでもできるようになるんだ」

エラ「おばあさん?」

魔女「なんだい?」

エラ「私に魔法の力を貸してほしいの」

魔女「いらないんじゃなかったのかい?」

エラ「おばあちゃんの知り合いの子を優勝させるためにも、私が足を引っ張らないように魔法の力が必要なの」

魔女「そうかい、エラが優勝に前向きみたいであたしも嬉しいよ、ああ、貸してあげるとも……そりゃあ!」

エラ「わあああああああ!」


魔女「言い忘れてたけど、貸した魔法には時間制限があってね、夜の12時を回ると魔法の力が失われてしまうから、大丈夫だと思うけど、それまでに決着をつけるんだよ…」




——————————————
闘技場にて

???「遅かったじゃないか、婆さん、僕のペアは見つかったのかい?」

魔女「安心しなお姫様を連れてきたから」

???「お姫様か、時間がかかっただけのことはあるね、僕のペアがお姫様だなんて光栄だよ」

???「あなたが僕のペアだね、名前を聞いておこうか?」

???「シンデレラよ」

???「シンデレラか、では今日はシンデレラに特等席から最高のショーを見せてあげるよ、僕とペアを組んでくれたお礼さ」

魔女「せいぜい、お姫様に守られるようなことにならんようにな、道化師さんよ」

シンデレラ「おばあさん、何かあったときは私が道化師さんを守りますから安心してください」

道化師「おいおい、2人揃って縁起でもないことを言うなよ………おっと、時間だ、行こうかシンデレラ」

シンデレラ「…はい」



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