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シリーズ エルドラド商会
〔キャラクター名 ガロー〕
幼少期に敗戦がきっかけで王国が破滅し、スラムと化した地域に取り残された「元 王子」という異例の経歴を持つ行商人。最もガロー本人は自分に流れている血筋などはまったく気にしておらず、身分が転落したことや現在の状況についても不満は抱いていない。
物心がついた頃から人から物を盗んでは売るという悪行を行っていたが、たまたまスラムに訪れたレアアイテムコレクターに出会ったことをきっかけに、自身も同様の職に就きたいと志すようになった。
ガローが青年になる頃には既にスラムを出て、レアアイテムの価値を分かっていない持ち主からレアアイテムを購入、そしてそのアイテムを価値が分かるものに正当な価格で売るという方法で稼いでいた。(そもそも、世界に1つしかないようなレアアイテムに「正当な価格」というものがあるのかは分からないが、そこはガローの匙加減である)
レアアイテムの買い付けのためにラッキーの道具屋にガローが訪れたことがエルドラド商会との関りのきっかけ。あれよこれよとと売れ残っていたレアアイテムを次々と買って行っては売りさば出で何度も訪れたことにより「仲買人」としての腕前をラッキーに認めさせたことにより、ガローがエルドラド商会に招かれて、ガローはそれを承諾した。
アイテムの基本知識や、使い方、来歴の考察は上級の鑑定屋をも上回るほど。
一見使い道などないような呪いのアイテムでも価値を見出して高価格で売ってしまうほどの商売上手。
商会には「基本アイテム」「武具」「魔物素材」「採取アイテム」「錬金アイテム」などのあらゆるプロフェッショナルが揃っており、各々が集めたり作ったが売れ残っている商品をガローが買い取って客に売りさばくことで、商会メンバーの店からは売れ残りが減るようになっている。
ガロー自体にアイテムをコレクションする趣味は無く、様々なアイテムのこと見たり有効な使い道を見出すことを楽しんでこの仕事を行っている。
長身で影のある雰囲気なので怖がられることも多いが、話してみるとビジネスライクな雰囲気の普通の仲買人という感じである。
レアアイテムを多数扱っているので賊に喧嘩を売られることも多いため、戦闘技術もそれなりに磨いている。大柄な体格と重い荷物を持ち歩いていることで基礎体力が鍛えられ上げているため武器を持った大勢を相手にしてもマーシャルアーツだけで片付けてしまう。
何時も大事そうに背負っているのは武器を破損させずに持ち運ぶためのケースでありギターケースではない。