
水渦のカルマ
人が持つ悪しき感情が水流と交わって実体化した物体。
所持者に大きな水の力を与えるが、その代償に水以外の属性の力は失われる。
《カルマ》は腕利きの呪術師と魔法使いが協力すれば意図的に作り出すことも可能。
剛風のカルマ
人が持つ悪しき感情が風と交わって実体化した物体。
所持者に大きな風の力を与えるが、その代償に風以外の属性の力は失われる。
カルマは人間だけでなく魔物や獣から生まれることがあるが、大抵の場合は体内に宿っているので視認したり取り出したりすることはできない。
吹雪のカルマ
人が持つ悪しき感情が冷気と交わって実体化した物体。
所持者に大きな氷の力を与えるが、その代償に氷以外の属性の力は失われる。
禍々しい物体ではあるが、淡く青い光を纏いながら渦巻き続ける姿は妖しくも美しい。
流砂のカルマ
人が持つ悪しき感情が砂塵と交わって実体化した物体。
所持者に大きな地の力を与えるが、その代償に地以外の属性の力は失われる。
砂を含んでいるためか、他のカルマと比べると若干重く、砂同士がぶつかる音が絶え間なく聞こえる。
惑光のカルマ
人が持つ悪しき感情が光と交わって実体化した物体。
所持者に大きな光の雷を与えるが、その代償に光以外の属性の力は失われる。
光を放っているように見えるが、闇の中でも周囲を照らすことはない不思議な物体。
あくまで光と交わった悪しき感情の渦で、光そのものではないという事か。
深闇のカルマ
人が持つ悪しき感情が闇と交わって実体化した物体。
所持者に大きな地の闇を与えるが、その代償に闇以外の属性の力は失われる。
まるでその中に吸い込まれてしまいそうな不思議な物質。中心を覗き込むと、まるで引き込まれるような錯覚を起こす。
混沌のカルマ
異なるカルマが上手く調和して交じり合ってできたカルマ。
通常、異なる属性のカルマは反発し合うため、これを狙って作り出すのは難しい。
手練れの錬金術師のみが作り出せるという代物。
所有者の属性エネルギーを引き出すが、属性に影響しやすくなる影響か、所有者が受ける属性ダメージも大きくなる。
混濁のカルマ
魔王を討った英雄が悪に堕ちたときにその身に宿ったというカルマ。
魔王を倒すために身に着けた様々な属性エネルギーが共存しており、所持者は圧倒的な属性エネルギーを身に着ける。
しかし、そのエネルギーは非常に大きく、巨大すぎて扱えなかったり、扱えたとしても消耗が激しすぎて使い物にならない場合の方が多い。