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シリーズ 呪いの旅路
〔キャラクター名 レイン〕
母親の死をきっかけに世界各地に存在する「呪宝」を回収するため、父「ルース」と共に旅に出た少女。
レインの母親の家系は呪いによる悪影響を受けないという不思議な体質で、その体質はレインにも引き継がれている。
母親は生前呪われた物品を扱う店を開いており、その手伝いをしていたレインには呪いのアイテムに関する深い知識がある。
幼いころから将来は母親の後を継ぐことを夢見ており、物心ついた頃から自分が見たり聞いたりした呪宝に関する情報を手記に書き綴っていた。
呪宝を巡る旅では、レインの能力と知識、レインの手記が要となる。
店の手伝いをしていたからか、見かけ以上に無い面が大人っぽい。
同年代の子供達と話すよりも旅人から旅の話を聞いている方が楽しい思っている。
呪いと共に生きていた都合上、レインとその家族は世間からはあまりいい目で見られておらず、レインの話し相手はもっぱら両親、店の常連客や、店の元締めであった区長などごく限られた人物だったため、このような性格になったのかもしれない。
幼いころから呪いの品に触れていたためか、体内にはカルマ(呪いの力)が蓄積しており、呪いを扱う職「呪術師」としての高い適性を持っている。(レイン自身は呪術師を名乗っていない)
レインの母「ソニア」は呪宝の持つ可能性に目に付けた謎の組織によって命を奪われた。
品物としておかれていた呪宝や呪いの品々は組織によって奪われレインの手元にはソニアが身に着けていた「紅呪石の首飾り」だけが残った。
レインは謎の組織への復讐心よりも、使い方次第では膨大な数の死人が出る可能性がある呪宝が奪われたことを危惧しており、その呪宝を回収、あるいは破壊して無力化することがレインの旅の目的である。
旅の中、奇怪で悲惨な境遇でも自分の信じて道を進み続けるレインのために力を貸す者達が大勢現れる。