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シリーズ 呪いの旅路
〔キャラクター名 コリン〕
小さな町の歌い手。
町に訪れた旅人などが、不思議な王冠を身に着けた彼女に興味を持って歌を聞きに来る者が多いが、何故か彼女の歌を聞くと一目散に帰ってしまう。
彼女の稼ぎはゼロに等しいが立派な住居と食べ物を与えれており、生活には困っていない。
しかし、町の人々は彼女に対してよい感情を抱いていないなど、不可解な点も多くある。
彼女は5年ほど前に気が付いたらこの町におり、それ以前の記憶は失ってしまっている。
自分のことを誰かに聞いても彼女とはまともに喋ってくれず、たまに話し相手になってくれる人がいても彼女の過去については言葉を濁らせる。
彼女は美しい歌で歌ったつもりでも町の人々にはそうは聞こえないようで、嫌な顔をされてしまう。
町から少し離れた森で、いつかはみんなに喜んで聞いてもらえるようにと歌の練習をするのが彼女の日課。
ある日、彼女の歌に聞き入る少女が現れたことをきっかけに、コリンは自分の過去に辿り着くことになる。
