
永遠の銃
名の知れた海賊が海の神から貰ったという銃。
その海賊は大嵐の海原にも恐れず突き進んだ先で海の神に出会ったのだという。
最高品質の木材と特殊な金属で作られており非常に丈夫。
しかしその最たる特徴は、無限に弾を撃つことができること。
射撃の威力も申し分なく、海賊はこの銃を使って海の魔物を蜂の巣にしたのだという。
しかし、片手で持てる大きさであるにも関わらず、非常に重い。
その重さ故に狙いを定めるのは難しく、並の船員ではこの銃をまともに使う事すらできなかったという。
他の海賊団との戦いの最中、船が転覆してこの銃を持っていた海賊も海に落ちた。
海賊はこの銃に執着するあまり、海に沈む途中もこの銃を手放そうとせず、ついに海の底まで沈んで死んでしまったのだという。
その後、この銃がどうなったのかは不明。