このページではBOOTH等で販売している有償素材の内容のご紹介や加工方法を紹介しています。
なお、このページに記載している情報は「nanamiyuki73.booth.pm」にて販売している商品の情報になります。
他の方が出品している商品に関してはこのページの情報は該当しません。

有償素材はBOOTHでご購入していただく以外にも、問い合わせフォームからのご連絡でもお売りしています。詳しくはこちらのページの「有償素材まとめ買い」の項目を参照してください。
このページではご購入していただくことでダウンロードできる素材を「有償素材」
当サイトで無料配布している素材を「無償素材」と記載します。
また、一部の素材はこのページに記載している情報に該当しない場合があります。
画像サイズやPSDの有無などの情報の詳細は各商品ページの説明欄をご覧ください。
簡潔まとめ
手っ取り早く有償素材の要点を知りたい方に向けて簡単に有償素材の特徴をまとめておきます。
- 画像サイズが無償素材の3~5倍
- 高解像度なので印刷にも向いている
- 高品質な画像の加工を行いたい方におすすめ
(加工、リサイズ等しても画質が劣化しにくい) - 「ボーン」などにより「モーション(アニメーション)」をつけるような編集をしても品質(画質)を維持しやすい。
また、PSDファイルを使用して「PSDToolKit」などによって瞬きや口パクをさせることも可能。
※項目下にサンプル動画あり - キャラクター素材にはPSDファイルが同梱。
PSDファイルを編集すればオリジナルの差分が作れる - 新規格(「雪国の少女」という商品)以降のキャラクターデータには全レイヤーが未統合の状態のPSDを収録、加筆や色変更差分の制作がかなり簡単にできる
- 上記理由から、品質が求められるような「有料公開・販売する予定の作品」「広告収益を得ることを目的とした作品」等では、有償素材を使用していただいた方がよいケースが多いです。
(※有料公開や販売する作品で有償素材を使用される場合は、ご購入代金を「費用」として計上することができる利点もあります)
上記の詳細を知りたい方はこのページを読み進めてみてください。
④の編集を行ったサンプル動画。
有償素材「ドロシーと仲間たち」
M-ART様の音源使用
画像サイズの違い
有償素材は一部の例外を除いて無償素材と比べて3~5倍の画像サイズです
下の画像で無償素材と有償素材の画質を見比べることができます。
ぶっちゃけ、画面に全身を表示させて使う場合はこれらの見え方の違いはほとんどありません。

とりあえず、どんなキャラクターが分かればいい用途(TRPG)などでは無償素材でも十分にお使いいただくことができると思います。
拡大したときに大きな違いが出る
有償素材と無償素材とでは、主に拡大したときに大きな違いが出ます。
下の画像は「無償素材」と「有償素材」をそれぞれ同じサイズにリサイズしたものですが、有償素材の方が明らかに高画質であることが分かっていただけると思います。
無償素材ではイラストの細部が潰れてしまう場合も多く、キャラクターの魅力が伝わりにくいことも多いです。
下の画像の例ですと、キャラクターの瞳のハイライト部分の違いが顕著です。

画像を大きくアップして使用することを想定しているのなら、有償素材を使用することでキャラクターの細部までを見てもらうことができます。
有償素材は加工したときの劣化が少ない

高画質であることの利点は他にもあります。
例えば、ゲームなどを制作する際はキャラクター立ち絵の他にキャラクターのアイコン等を制作して使用することもあると思いますが、元々の画像サイズが大きくないデータですと、拡大・縮小することでさらに画質が荒くなってしまいます。
有償素材だと、元の画像サイズが大きい(縦幅約4000px)なので縮小しても画像が荒く見えにくいです。
また、ズーム/パンなどの動画編集ソフトやゲーム制作ソフトで使用できる編集方法を使用する際も、細部までしっかりと高画質で見せることができます。
用途に合わせてリサイズできる
「縦幅4000px」は動画、ゲーム等を制作する際、ほとんどの場合「大きすぎ※」となりますが、前述したように劣化が少なく画像を縮小することができるので「3000px」「1000px」など、用途に合わせてリサイズしたり、キャラクターの顔部分のみをトリミングして高画質なアイコンにすることなども可能です。
余談ですが、画像をまとめてリサイズする場合は以下のサービスを使用するのがおすすめです。
表情差分などをまとめて同一サイズにリサイズする場合は、元のデータをコピー(バックアップ)しておいて、まとめてリサイズすると良いでしょう。
(無料で使用可能)
演出や編集の幅が広がる
下の画像は無償素材と有償素材を使用して、同じ構成でカットイン風の画像にしたものです。

下の画像をクリックすると拡大されます。
2枚の画像を見比べて、無償素材と有償素材の違いをご確認ください。


先ほどからも何度か触れてきましたが、画像サイズが大きいと編集した際の劣化が少ないです。
動画やゲームでは画像をアップにしたカットイン演出やキャラクター画像に「ボーン」を設定して、動いているように見せる技術がありますが、それらの演出や加工を行った場合でも、高解像度が画像であれば品質をある程度維持することができます。
簡潔にまとめると、無償素材の立ち絵は画質的に立ち絵以外の用途で使うのが難しいですが、有償素材であれば「カットイン用素材」「リサイズしてアイコンに加工」「ボーンを設定してモーション付きの立ち絵にする」などなど、編集の幅が大きく広がります。
高画質だと綺麗に印刷できる
モニター上ではくっきり見えていた画像でも、印刷するとぼやけて見えてしまうのはよくあることですが、有償素材のほとんどは「縦幅約4000px」のかなり大きいサイズ、そして印刷に適しているとされる解像度「350dpi」となっており、さらに「JPEG」「PNG」よりも画像の品質が落ちにくい「PSD」形式のファイルも同梱しています。
キャラクター素材を使用してCDジャケットを作ったり、ポスターなどを作る場合は無償素材より有償素材の方が圧倒的に適していると言えます。
モンスターグラフィック素材も高画質
人型キャラクターの素材だけでなく、モンスターグラフィック素材も上に記載した通りの高画質となっています。
※モンスターグラフィックの制作データは非常に容量が大きくなるので、特殊な場合を除いてPSDファイルは付属しません。(その代わりモンスターグラフィック1体当たりの値段は抑えています)

RPGツクールMV・MZ等、素材の解像度(画像サイズ)がそれほど重要視されない場合は無償素材でも十分にお使いいただくことができますがHD画質やフルスクリーンでプレイしてもらうことを想定しているゲーム等を制作されることを考えられている場合は無償素材ではモンスターグラフィックのデザインの細部が潰れているのが目立ってしまう場合があります。
下の画像は私がRPGツクールMVで制作した画面の1シーンです。
プラグインなどを使用し、フルスクリーンに匹敵するウィンドウサイズかつ、モンスターグラフィックを画面全体に表示させた状態ですが、有償素材をトリミングしたモンスターグラフィック素材を使用しているので画像の劣化が少なく、臨場感のある構図になっているのではと思います。
※ちなみに、画面下のキャラクターアイコンもそれぞれ高画質素材の規格の画像をリサイズしてつくったものです。

有償素材の利点
有償素材には高画質であること以外の利点もあります。
- 新キャラクターの立ち絵を先行して入手可能
- PSDファイルを使用して、さらに広がる編集の幅
- 中には特殊な形式の素材も準備しています
例:ゲーム制作向けアイコンやEffekseer素材等 - 早期購入特典によって、新素材登場後は数日間値引きを実施中
(※値引き期間は商品によって異なります)
新キャラクターの素材を先行して入手可能
BOOTHへは、イラストが完成したらすぐに有償素材として公開するようにしてます。
そのため、BOOTHで最新のキャラクター素材をご購入していただければサイトでの無料配布に先駆けて立ち絵を使用することができます。
作品の形式によっては「目新しさ」が非常に重要になる場合もあり、そのような場合には無料配布されておらず、所有者が少ないキャラクター素材を使用した作品を公開することで大きなアドバンテージを得ることができる可能性があります。
これらの例は「ボイス動画」「音源作品(BGMなど)紹介・試聴動画」などで大きな効果を持つようです。
※「シチュエーションボイス動画」「フリー音源試聴動画」等で使用例を確認済み
※無料版画質のキャラクター立ち絵については「FANBOX」でも先行配布しています。
低画質でも良いのなら、有償の素材を購入するよりFANBOXのプランに加入する方が安くなる場合があります。
PSDファイルを使用して、さらに広がる編集の幅
有償のキャラクター素材には顔パーツを分けたPSDファイルを同梱しています。
このファイルは「JPEG」「PNG」などの画像として出力する前の状態の形式で、イラストを制作した状態の画質、解像度です。(もちろん画像として出力した場合よりも高品質な状態です)
PSDファイルを開ける環境を準備する必要はありますが、PNG形式の画像ではなくPSDファイルで加工して出力するようにすれば、PNG画像を加工する場合と比べて、さらに劣化を少なくオリジナルの差分を作ることが可能です。
ちなみに「FireAlpaca」という無料のペイントソフトでPSD形式のファイルを開いて編集することができます。

「FireAlpaca」を使用してPSDファイルを加工する方法を紹介した記事も公開していますので合わせてご覧ください。(記事内でPSDファイル無料配布あり)

また、新規格(「雪国の少女」という商品)以降のキャラクターデータのPSDは、イラストを形成している全てのレイヤーのデータが制作時のまま入っています。
これにより、画質や解像度を維持しつつ加筆、編集したりする作業がさらに楽になり、またその幅も広がることかと思います。
無料の動画編集ソフト「Aviutl」「YMM4(ゆっくりMovieMaker4)」等では編集画面上でPSDファイルを読み込んで動かすことができる機能があり、それらのソフトを使用してキャラクターを動かしたいと考えられている動画制作者の方にも有償素材はオススメです。
特殊な形式の素材も準備しています
Effekseer製のエフェクトデータ集など、特殊な用途でしか使えませんが専門性が高いような素材も少数ではありますが準備しております。
基本的に「使用用途が限られている」「ファイル容量が非常に大きい」などの場合は、有償限定になります。
早期購入特典によって、新素材登場後は数日間値引きを実施中
一部例外はありますが、新素材が登場して数日間は値引きを行っています。
宣伝のようになってしまいますが、様々な立ち絵のご購入など複数の有償素材のご購入を考えられている方は、こまめにBOOTHを除いていただけると、多少お安く有償素材を入手することができます。
※支払い方法によっては各手数料によって損をしてしまう場合があるので、お得にご購入されたい場合はまとめ買い推奨です。
おわりに
「七三ゆきのアトリエ」にて販売している有償素材の説明は以上となります。
当サイトでは無料でイラスト素材を配布する活動をおこなっていますが、それを継続できているのはサイトに訪れてくださる方がいること、有償の素材を購入してくださる方がいてこそです。
サイトに訪れてくださる方、有償の素材をご購入してくださる方に、この場を借りてお礼を申し上げます。
